四十一日目：80番国分寺と82番根香寺から83番一宮寺まで

四国遍路第四十一日目です。

高松市国分寺町から高松市屋島まで歩きました。札所は80番国分寺 、82番根香寺、83番一宮寺です。

80番国分寺の奥には聖武天皇が建立を命じた讃岐国分寺跡があります。

82番根香寺への遍路道は古道の景観をよく残しています。枝垂れ桜が満開でした。また根香寺からは高松市と屋島を望むことが出来ます。

83番一宮寺への道の途中沈下橋がありますが、水門併用になっています。

宿は屋島のそばにしました。

今日のお接待は3件あります。根香寺への道で枝垂れ桜を手入れしてるシニア、宿へ向かう途中で若い夫婦、宿へ向かう途中で若い運転手の皆さんからお茶をいただきました。

100円をいただいた方もいます。感謝。

三十八日目：66番雲辺寺から69番観音寺まで

 四国遍路第三十八日目です。

徳島県三好市池田から観音寺市まで歩きました。札所は66番雲辺寺、67番大興寺、68番神恵院、69番観音寺です。66番雲辺寺は高度900mあり遍路札所としては最も高い場所です。68番神恵院、69番観音寺は同じ寺院内にあり、一箇所で四回お参りします。

朝霧の中出発します。朝日が登ると木々の間から木漏れ日が山道を照らします。

雲辺寺から遠くの山々が水墨画のように見えます。雲辺寺にはリアルな表情の五百羅漢があります。

観音寺の裏手に銭形砂絵「寛永通宝」があります。しっかり見物しました。

今日も食事ができるお店がありませんでした。カロリーメイトで凌ぎます。

おやつの時間にやっと讃岐のうどん。関東では味わうことはありません。

三十五日目：60番横峰寺から63番吉祥寺まで

 四国遍路第三十五日目です。

西条市小松町から西条市洲内まで歩きました。札所は60番横峰寺、61番香園寺、62番宝寿寺、63番吉祥寺を巡拝しました。

昨日の予報では朝から雨とのことであったが朝起きたら晴れていました。歩き始めると山向こうから雲が湧き、今にも降りそうな様子。途中の遍路小屋でレインウェアに変更。

登山口に近づくと法螺貝の音が聞こえる。石鎚山の修験者が法螺貝の練習をしてるらしい。顔出し無しで音だけ取らせてもらった。

横峰寺からはずっと雨になりました。下りの途中で下界を見ると一面の雲。すぐに雲の中に入りガスの中を歩く。

雨の中を慎重に歩いたら時間がかかりました。食事時間が取れずコンビニパンで済ませたが、予定の64番前神寺に間に合わなかった。翌日巡拝するため近くのJR駅まで歩いたが、そこでも一時間に一本の電車を逃した。明日は幸運に恵まれますよう祈っています。

十一日目：27番神峯寺

 今日の札所は二十七番神峯寺です。

二十七番神峰寺は24km歩いた後450m上るハードな札所です。

朝6:00に金剛頂寺宿坊から室戸岬のほぼ夜景を見ることができました。金剛頂寺から海岸に下りると空海修行の地に着く。今朝は空と海は美しい。

翌日3/3は雛祭り。土佐町屋雛祭りが各宿場で行われてます。家の外には花が飾ってあり。家の中には人形が飾ってありました。

六日目：20番鶴林寺から22番平等寺まで

六日目は20番鶴林寺から22番平等寺まで巡拝しました。

昨日着いた道の駅に未明に宿の車で送っていただきました。

20番鶴林寺の朱印は鶴のマークです。亀のマークの39番延光寺と合わせていただくと鶴亀が揃う白衣になるそうです。

21番大龍寺には舎心獄と言われる弘法大師の修行中の姿と言われるブロンズ像があります。舎心獄から2番平等寺まではいわや道と呼ばれる遍路道を歩きました。

三日目：12番焼山寺

今日は十二番焼山寺のみです。

夜明け前に山道に入り、吉野川を眺めて12kmの遍路ころがしを歩きます。また宿は翌日の行程が楽になる10km離れた宿にしました。

高度をグラフにすると４つの峠(山)を越えて1600mを上りました。記録スタート忘れがあり+400mで2000mです。明日は足休めです。